【記入例】在留資格認定証明書交付申請書の書き方【配偶者ビザ】
在留資格認定証明書交付申請をするには、在留資格認定証明書交付申請書を提出する必要があります。
このページでは、在留資格認定証明書交付申請書の書き方を項目ごとに解説しきます。
記入例・記載例の画像もご覧になれますので、まずは、このページを参考に申請書を書き上げましょう。
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- 1. 手元に準備しておきたい書類
- 2. 在留資格認定証明書交付申請書の書き方(配偶者ビザ)
- 3. 申請書の書き方(1ページ目)
- 3.1. 写真のサイズと撮影時の注意点
- 3.2. 1.国籍・地域 ~ 3.氏名
- 3.3. 4. 性別 ~ 8. 本国における居住地
- 3.4. 9. 日本における連絡先 ~ 10. 旅券
- 3.5. 11. 入国目的
- 3.6. 12. 入国予定年月日 ~ 16. 査証申請予定地
- 3.7. 17. 過去の出入国歴 ~ 19. 退去強制又は出国命令による出国の有無
- 3.8. 20.在日親族(父・母・配偶者・子・兄弟姉妹など)及び同居者
- 4. 申請書の書き方(3ページ目)
- 4.1. 21. 身分または地位
- 4.2. 22. 婚姻、出生、縁組の届出先及び届出年月日
- 4.3. 23. 申請人の勤務先等
- 4.4. 24. 滞在中の経費支弁方法
- 5. 申請書の書き方(4ページ目)
- 5.1. 25. 扶養者
- 5.2. 26. 在日身元保証人
- 5.3. 27. 法定代理人
- 5.4. 28. 申請人の手書きのサイン
- 5.5. 29. 取次者
- 6. まとめ
手元に準備しておきたい書類
以下の書類はなくても構いませんが、お手元にあれば正確な申請書を作成することができます。
できるだけお手元に準備しておくことをおすすめします。
手元に準備しておきたい書類
- 外国人パートナーのパスポートの写し
- 日本人パートナーの課税証明書
- 日本人パートナーの住民票(世帯連記式・世帯全員の記載のあるもの)
- 日本人パートナーの戸籍謄本
- お二人の結婚証明書(外国人パートナーの母国で発行されたもの)
在留資格認定証明書交付申請書の書き方(配偶者ビザ)
最新の申請書がお手元にない方は、入管のホームページよりダウンロードしましょう。(在留資格認定証明書交付申請書 )
下記のボタンより、申請書を直接ダウンロードすることもできます。
配偶者ビザの申請書は、4ページで構成されてますが、提出するのは1ページ目、3ページ目、4ページ目の3枚です。
1ページ目には、外国人パートナーの写真を貼ります。申請書提出までに写真を用意して、貼り付けておきましょう。
申請書は最新のものを使用して下さい
在留資格認定証明書交付申請書は、必ず最新のものを使用して下さい。
宛名が「法務大臣殿」となっているものが最新のものです。
申請書の書き方を解説しているサイトには、古い様式のまま放置されているものあります。
古い申請書は受付けてもらえないこともありますので、利用・使用は止めておきましょう。
申請書の書き方(1ページ目)
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写真のサイズと撮影時の注意点
申請書に貼り付ける写真は、入国後に交付される在留カードの顔写真になります。サイズや注意点を守っていない場合、申請書を受付けてもらえないことがあります。
写真を撮影するときの注意点
- 写真のサイズは縦4cm×横3cm(裏面に氏名を記入)
- 外国人パートナーのみが写っているもの(夫婦や子供と一緒に写っているものは不可)
- 縁を除いた部分の寸法が,左記図画面の各寸法を満たしたもの(顔の寸法は,頭頂部(髪を含む。)からあご先まで)
- 無帽で正面を向いたもの
- 背景(影を含む。)がないもの
- 鮮明であるもの(アプリ等で加工したものは不可)
- 提出の日前、3か月以内に撮影されたもの
- 写真のサイズは縦4cm×横3cm(裏面に氏名を記入)
- 外国人パートナーのみが写っているもの(夫婦や子供と一緒に写っているものは不可)
- 縁を除いた部分の寸法が,上記図画面の各寸法を満たしたもの(顔の寸法は,頭頂部(髪を含む。)からあご先まで)
- 無帽で正面を向いたもの
- 背景(影を含む。)がないもの
- 鮮明であるもの(アプリ等で加工したものは不可)
- 提出の日前、3か月以内に撮影されたもの
参照:『提出写真の規格(出入国在留管理庁)』
1.国籍・地域 ~ 3.氏名
1. 国籍・地域
この欄には、外国人パートナーの国籍のみを記入します。地域名は、外国人パートナーが台湾または香港出身の場合にのみ記入が必要です。「台湾」、「香港」と記入しましょう。
2. 生年月日
外国人パートナーの生年月日を西暦で記入します。和暦や宗教暦、各国の歴法は記入できません。
3. 氏名
パスポートや公的証明書に記載されているアルファベットの氏名を記入します。中国、韓国、台湾の方は、漢字氏名も併記します。
4. 性別 ~ 8. 本国における居住地
4. 性別
パスポートに記載されているものと同じ性別に○をつけます。
5.出生地
外国人パートナーが生まれた国名と都市名(市レベルまで)を記入します。出生地はパスポートや出生(登録)証明書などで確認できます。
6. 配偶者の有無
日本人の方とご結婚されていますので、「有」に○をつけます。
7. 職業
入国前の職業を記入します。お勤めされていない場合には、「なし」や「学生」と記入します。
8. 本国における居住地
外国人パートナーの母国の名前と住んでいた都市名(市レベルまで)を記入します。
9. 日本における連絡先 ~ 10. 旅券
9. 日本における連絡先
日本における連絡先として、日本人パートナーの住所・電話番号・携帯電話番号を記入します。
住所は住民票の記載通りに記入して下さい。
固定電話をお持ちの場合には、固定電話の番号。携帯・スマートフォンをお持ちの場合には、携帯・スマートフォンの番号を記入します。
お持ちでない場合には、「なし」と記入します。
10. 旅券
旅券とはパスポートのことです。外国人パートナーのパスポートを確認しながら、旅券番号および有効期限を記入します。
外国人パートナーの母国によっては、在留資格認定証明書が発行されない限り、パスポートを発行してくれないこともあります。そういった場合には「申請中」と記入して下さい。
11. 入国目的
11. 入国目的
「日本人の配偶者等」にチェックを入れます。
12. 入国予定年月日 ~ 16. 査証申請予定地
12. 入国予定年月日
申請時点での入国予定年月日を記入します。
13. 上陸予定港
申請時点での到着予定空港名または海港名を記入します。
14. 滞在予定期間
申請時点での日本滞在予定期間を記入します。
「母国に帰国する」、「日本以外の国に定住する」などの予定がある場合は、日本出国までの期間を記入します。
日本を出国する予定がない場合は、「永住」や「期間の定め無し」と記入します。
15. 同伴者の有無
外国人パートナーがお子さん等と一緒に入国する場合には「有」に○をつけ、お一人で入国する場合には「無」に○をつけます。
16. 査証申請予定地
査証を申請する予定の在外日本大使館・領事館等の所在地を、国名と都市名(市レベルまで)で記入します。
在外日本大使館・領事館等の所在地を知りたい方はこちら
在外日本公館等の所在地は、『在外公館の一覧 (外務省)』で確認できます。
17. 過去の出入国歴 ~ 19. 退去強制又は出国命令による出国の有無
17. 過去の出入国歴
今回の入国以前に日本に入国したことがある場合には、「有」に○をつけます。日本への入国が初めての場合、「無」に○をつけます。
「有」に○をつけた場合、今までの入国回数と直近の出入国期間を記入します。
18. 犯罪を理由とした処分を受けたことの有無
日本または海外で犯罪を行い、裁判で有罪判決を受けたような場合には「有」に○をつけ、ない場合には「無」に○をつけます。
「有」に○をつけた場合には、その罪名・量刑も記入します。
19. 退去強制又は出国命令による出国の有無
退去強制とは、強制送還のことで、入管行政上重大な不正・非行が行われた場合などに執行されます。
出国命令とは、入管から出国命令を受けて自主的に出国することです。入管行政上比較的軽微な不正・非行が行われた時に命令が下されます。
退去強制または出国命令によって出国したことがある場合、「有」に○をつけます。ない場合には、「無」に○をつけます。
「有」に○をつけた場合、退去強制または出国命令で出国した(合計)回数と直近の送還歴(出国歴)を記入します。
20.在日親族(父・母・配偶者・子・兄弟姉妹など)及び同居者
20. 在日親族及び同居者の有無
日本人パートナーと同居されると思いますので、「有」に○をつけ、下の欄に「続柄」、「氏名」、「生年月日」、「国籍」、「同居の有無」、「勤務先/通学先」を記入します。同居予定のお子さんがいる場合には、お子さんも記入して下さい。
また、外国人パートナーの親族が日本で生活している場合や他にも同居を予定している方がいる場合には、その方々も記入します。
親族・同居者が多い場合には、別途、「在日親族及び同居者のリスト」を作成します。必ず、全員を記載して提出しましょう。
申請書の書き方(3ページ目)
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21. 身分または地位
21. 身分または地位
「日本人の配偶者」にチェックを入れます。
22. 婚姻、出生、縁組の届出先及び届出年月日
22. 婚姻、出生、縁組の届出先及び届け出年月日
外国人パートナーの母国で発行された結婚証明書と日本人パートナーの戸籍謄本を確認して、婚姻届の届出先と届出年月日を記入します。
23. 申請人の勤務先等
23. 申請人の勤務先等
外国人パートナーの日本での勤務先がすでに決まっている場合には、お勤め先の名称、所属予定の支店・営業所の名称、所在地、電話番号を記入します。
年収に関しては、予定額を記入します。
外国人パートナーの勤務先が決まっていない場合や就労する予定がない場合には、「なし」と記入します
24. 滞在中の経費支弁方法
24. 滞在中の経費支弁方法
外国人パートナーがフルタイムでお仕事をされる場合には、本人負担にチェックを入れます。
日本人パートナーなどの身元保証人が生活費を出す場合には、身元保証人にチェックを入れます。
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申請書の書き方(4ページ目)
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25. 扶養者
25. 扶養者
外国人パートナーがお勤めされていない等の理由で扶養を受けている場合には、扶養者を記入します。(通常は日本人パートナーを記入)
26. 在日身元保証人
26. 在日身元保証人
日本に住んでいる身元保証人の「氏名」、「職業」、「住所」、「電話番号」、「携帯電話番号」を記入します。
申請書と一緒に提出する、「身元保証書」に記載されている方と同じ方を記入してください。(通常は日本人パートナーを記入)
27. 法定代理人
27. 申請人、法定代理人、法第7条の2第2項に規定する代理人
申請書を提出する方の「氏名」、「外国人パートナーとの関係」、「住所」、「電話番号」を記入します。
28. 申請人の手書きのサイン
28. 申請人の手書きのサイン
上記27の欄に記入した方が、手書きでサインをします。申請書を作成した日付も西暦で記入しましょう
29. 取次者
29. 取次者
「不許可になった」、「収入に不安がある」、「交際期間が短い」、「対面での交際がほとんどない」などの理由で行政書士に交付申請を依頼した場合には、行政書士本人が記入します。
ご自分で申請をする場合には記入する必要はありません。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
申請書とその他の提出書類で記載内容に矛盾が生じていると、認定証明書が不交付になる可能性があります。
その他の提出書類を事前に準備した上で、申請書の作成に取り掛かることをおすすめします。
「失業・転職して収入が減ってしまった」、「申請書を作成する時間・自信がない」、「申請書に書く内容で不安な点がある」とお困りでしたら、ビザ申請専門オフィスのアマート行政書士事務所に、ぜひご相談ください。
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